資産形成
変額保険の落とし穴!続けるべきか、やめたほうがいいのか徹底解説
\変額保険はやめたほうがいい?/
変額保険の落とし穴!続けるべきか、やめたほうがいいのか徹底解説
変額保険、聞いたことがあるけれど、その実態はよくわからない…。
この記事では変額保険の基本からメリット・デメリット、そして続けるべきかやめるべきかの判断基準をわかりやすく解説します。
本記事を読むことで、変額保険に関する不安や疑問が解消され、あなたに適した保険商品を選ぶ手助けとなるでしょう。
変額保険はやめた方がいいって聞いたんですけど、実際どうすればいいですか?
今回の記事では、変額保険の基礎知識と本当にやめた方がいいのかを徹底解説していきます!
- 変額保険の基本が解る
- 変額保険のメリット・デメリットを知れる
- 変額保険を続けるけるべきかの判断基準を解説
変額保険の基本概念
変額保険とは何か?
変額保険は、保険と投資が一体となった商品で、将来の保険金や給付金が投資成果によって変動する特徴があります。
保険金に関しては最低保証があるため、どんなに運用先の成果が悪かったとしても最初に設定した保険金は必ず受け取ることが可能です。
変額保険のメリット
次に変額保険のメリットを見ていきましょう。
- 死亡保険金は最低保証されている
- 生命保険料控除の対象
- 信託報酬が安い場合がある
死亡保険金は最低保証されている
変額保険では、被保険者が亡くなってしまった場合には、死亡保険金を受け取ることができます。
こちらの死亡保障に関しては、運用成績がどんなに悪かったとしても最初に設定した保険金は約束してくれるので、NISAやiDeCoにはないメリットになります。
生命保険料控除の対象
変額保険で積み立てしたお金は一部生命保険料控除の対象になります。
生命保険料控除は「所得控除」の一種になり、ご自身の所得を減らしてくれる制度の対象になります。
積み立てをしているだけで所得税・住民税を安くしてくれますので、節税効果を得られるのもメリットになります。
信託報酬が安い場合がある
変額保険での運用商品は基本的に投資信託(株のパック商品のようなイメージ)の運用になります。
この投資信託には投資信託を保有しているだけで発生する「信託報酬」といった手数料があり、投資信託を選ぶ際には信託報酬が低いものを選ぶのがコストを抑えることに繋がります。
同じ投資信託であれば証券会社から買っても信託報酬は同じ手数料率のケースが多いですが、中には証券会社で買うよりも優遇している会社もございますので、変額保険を選ぶ際にはこの点も押さえておくと良いでしょう。
変額保険のデメリット
- 解約金は元本保証がされていない
- 保障代がとられてしまう
- 早期解約時には別途手数料がかかる
解約金は元本保証されていない
変額保険に限らずNISA・iDeCoにも共通するデメリットになりますが、あくまでも投資信託の運用になり元本保証はされておりませんので注意が必要です。
保障代をとられてしまう
変額保険には最低保証されている保険金に対し一定の保障代が発生します。
代理店で貰える設計書は保障代が既に込みで計算されていますので、実際の設計書を見てみるとよいでしょう。
(保険会社は手数料が?%と公表していません)
早期解約時には別途手数料がかかる
変額保険には「解約控除」といって、10年以内の解約の場合には別途手数料が発生します。
あくまでも長期運用が前提の商品になりますので、保険料が払えない場合を除きそこまで心配する点でもないですが一応押さえておきましょう。
変額保険をやめたほうがいい理由と注意点
最低保険金に掛かる保障代
変額保険は最低保証されている保険金に対し保障代が取られてしまう点がデメリットとよく言われます。保険会社も最低保証されている保険金をタダで付けてくれる訳はないので、そこに対し保障代が引かれてしまいます。
証券会社で投資する場合にはこういった手数料はございませんので、ここがよく変額保険のデメリットと言われる点です。
早期解約時の解約控除
多くの変額保険が早期解約(どこも10年以内が多い)をした場合に解約控除といった手数料を取ります。解約が早ければ早いほど引かれる手数料は多くなってしまうので、解約控除のかからない10年は積立して頂き、その後は払済を使って頂くのがベストです。
商品についてよく分からない方は是非、下のリンクから無料相談を受けてみてください。
運用先の少なさ
変額保険では各保険会社が用意した運用先しか選べず、どこも会社も10個前後のラインナップしかない会社が多いです。
色々な運用先で資産形成をしたい方には不向きです。
変額保険を続けても良い理由
信託報酬の優遇
信託報酬は投資信託を保有しているだけで差し引かれてしまう手数料です。
同じ銘柄を証券会社と変額保険で買うときに、証券会社で買うよりも変額保険の方が何%か信託報酬を優遇してくれている会社もございます。
少しの差でも長期で見ると数十万~数百万の違いを生みますので、気になる方はお近くの代理店で無料相談してみましょう。
資産運用の柔軟性
変額保険は投資信託の選択や配分を変更することが可能であり、資産運用の柔軟性が高いと言えます。これにより、市場状況や自身の目標に応じて運用方法を変えることができます。続けることで、資産運用を最適化できる可能性があります。
税制上の優遇措置
変額保険には税制上の優遇措置があり、長期にわたる運用が可能です。受取時は一時所得扱いになったり、非課税での運用や相続税の軽減など、節税対策としても有効です。変額保険を続けることで、これらの税制上のメリットを享受できます。
変額保険を続ける理由として、資産運用の柔軟性、税制上の優遇措置、保障内容のカスタマイズが挙げられます。
これらのメリットを考慮し、自分のライフスタイルや資産運用目的に合った保険商品であるかどうかを検討してください。ただし、投資リスクや手数料のデメリットも十分に理解し、リスク許容度に合った選択が重要です。
まとめ
今回の記事では「変額保険はやめた方がいいのか」について解説しました。
- 死亡保障にニーズがある方にはピッタリの商品
- 運用先は信託報酬の優遇があるところでないと保障代がかなりマイナス
- スイッチングがあるので、運用先の変更はNISAより優れている
変額保険を検討する際は、自身のリスク許容度や運用目的に合わせて商品を選び、専門家の意見も参考にして適切な判断を下すことが重要です。
最後に株式会社人生設計では、「終活」、「保険」、「資産形成」の3つのサービスを柱として、専門資格を持ったプロによるご相談を行っています。
NISA、iDeCo、変額保険を使った資産形成のご相談は人生設計にお任せください。
また保険については、生命保険が14社、損害保険3社の取り扱いをしているため、新規加入や保険の見直しも承っているため活用してみてください。
資産形成に関する関連記事一覧
-
収入保障は必要?やめたほうがいいのか?デメリットを徹底解説
-
【 解約すべき?】学資保険の代わりは何がオススメ?メリット・デメリットも解説!
-
【 これさえ見ておけばOK!】米ドル積立保険のメリット・デメリットを詳しく解説!
-
一人でも安心!老後にいくら必要?独身者のための資金計画方法
-
iDeCoとNISAの違いをわかりやすく解説!最適な資産運用戦略を立てる方法
-
「iDeCoはデメリットしかない?」の解決策!賢い選択と対策で資産運用の見直しをしよう
-
非課税の魅力!NISA活用で節税と資産運用の秘訣をマスターしよう
-
変額保険の落とし穴!続けるべきか、やめたほうがいいのか徹底解説
-
【iDeCo完全ガイド2023】老後資金対策の鍵を握るiDeCoとはどんな制度?
-
「いつから?どうなる?NISA恒久化で資産形成が劇的に変わる!その理由と活用法
本コンテンツは情報の提供を目的としており、保険加入その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。
本コンテンツは商品の概要を説明しています。
弊社は本コンテンツの正確性、確実性、最新性及び完全性等に関して保証するものではございません。
本コンテンツの記載内容に関するご質問・ご照会等には一切お答え致しかねますので予めご了承お願い致します。
また、本コンテンツの記載内容は、予告なしに変更することがあります